あなたはダイエットでお酒は飲まない方がいいと思っていませんか?
病気になりやすいなど太りやすい。脂肪がつきやすいなど。
でもこれは本当なのでしょうか?
飲めるのであればお酒は美味しい、楽しいですし気分も良くなるので飲みたいところ…
今回は、本当にお酒はダイエットに悪影響があるのかをご紹介していきたいと思います!
お酒はカラダに悪いのか
結論、お酒に含まれる『アルコール』『糖質』がカラダに悪いとされています。
ただし『どのくらいの量でカラダに悪影響を与えるのか』も気になるところですよね。
今回は、お酒がカラダに与える悪影響とその量についてご紹介していきます!
どのお酒がどのくらいなら大丈夫なのか?
お酒を飲む時にこれを摂るとカラダへの悪影響が少なくなるオススメな栄養素は?
なども紹介していくので、お酒を飲む方は最後までご覧ください!
お酒がカラダに与える悪影響が多すぎて…
アルコールの問題として、アルコール依存症や酒乱、飲酒運転を思い浮かべる人は多いと思います。
また、カラダにも悪影響があり、最悪の場合死に至ることも。
これを知らずに飲んでいるとこの先もしかしたら…
なんてこともあります。要注意です。
では、健康への悪影響をみてみましょう!
アルコールによる健康障害
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肝臓病(脂肪肝→アルコール性肝炎→肝硬変)
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すい臓病(慢性すい炎→糖尿病)
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筋肉量の減少
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他の栄養素の代謝が悪くなる
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糖質の過剰摂取
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高血圧・高脂血症・高血糖
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痛風
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がん(口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸・女性の乳房)
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アルコール依存症
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認知症(アルコールによる脳委縮)
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急性アルコール中毒
このような症状になります。
正直、こんなにあるの!?と思った方が多いと思います。
特にダイエットでは、脂肪肝や膵臓病になると糖尿病のリスクも高まります。
また、驚きなのが
『筋肉量の減少』『他の栄養素の代謝が悪くなる』『糖質の過剰摂取』です。
これはダイエットにも悪影響を及ばします。要注意な内容になります。
それぞれ紹介していきます。
筋肉量が減少すると…
筋肉量が減少すると『代謝能力』が落ちるため脂肪が蓄えやすくなり、燃焼しにくくもなります。
ダイエットでは一番避けたい内容になりますよね。
そして、アルコールが筋肉に及ぼす影響ではこのような3つの内容が挙げられます。
・体内でミオスタチンという成分を増加させ、筋肉量の増加を妨げる
・筋肉のエネルギーになるグリコーゲンの再合成を妨げ疲労が溜まる
・ストレスホルモンのコルチゾールが筋肉の分解を促す
怖いですよね。
筋量増加を妨げ、疲労回復も遅くなり、筋肉の分解を促すため脂肪を燃やす力や
カラダの機能が落ちるためダイエットにはもちろんカラダにとって悪影響が多いです。
糖質の過剰摂取に繋がる
お酒には『糖質』が多く含まれており、摂りすぎると高血糖に繋がります。そして糖尿病や肥満に繋がるという負のスパイラルに陥ります。
また、飲み物なため気づかないうちに糖質を多く摂取してしまいます。
ここで大切なのがお酒の『種類』になります!
全てのお酒が糖質を多く含むわけではありません。糖質がすくないものを摂取してあげましょう!
糖質が少ないお酒ランキング
3位 赤ワイン
100mlあたりの糖質量:1.5g
2位 ジン、ラム
100mlあたりの糖質量:0.1g
カクテルのベースに使われることが多いですが、リキュールやジュースなどを使ったカクテルは糖質が高くなります。
1位 蒸留酒
100mlあたりの糖質量:0g
焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカなどの蒸留酒には糖質が含まれていません。
しかし、アルコール度数が高いものが多いため、飲み過ぎには注意しましょう。
また、一つのテクニックとして蒸留酒などは『ストレート』より『炭酸・水わり』がオススメです!
アルコールの量や糖質の量も抑えられるためダイエット中や健康を意識するなら
割りながら飲んであげましょう。
栄養素の代謝が悪くなる…
代謝が悪くなるというのは、栄養素がエネルギーになりにくくカラダの中に溜まり
脂肪に蓄えられやすくなる状態です。
そのため、太りやすくなり肥満や生活習慣病にも繋がります。
この理由として、『酵素』がキーワードになります。
酵素は、摂取した糖質やタンパク質、脂質の栄養素をカラダに吸収しエネルギーにする役割を持っています。
しかし、アルコールが体内に入るとカラダは毒であるセトアルデヒドという物質を分解するために酵素をたくさん使います。
本来カラダにとって重要な栄養素を吸収するための酵素が、アルコール分解に使われてしまうため、
糖質などの栄養素が上手く代謝されず脂肪になりやすくなります。
このような事から、アルコールはダイエットにとって良くないことが分かります。
しかし、少量のアルコールでもこのような悪影響を与えてしまうのでしょうか?
答えは『NO』です!
海外でアルコールと筋肉の成長や、飲酒と筋トレのパフォーマンス低下については科学的に支持された実験が行われ、
1杯の飲酒が筋肉の成長を妨げる絶対的な要因とは言い切れないという結論が出ています。
そのため、大切なのは『飲む量』になります。
お酒の適切な量は?
『健康日本21』では、節度ある適度な飲酒として『1日平均純アルコールで20g程』としています。
そして、アルコール代謝を行う肝臓を休めるためにも、『週2日の休肝日』を設けることが推奨されています。
とはいえ、アルコールの度数など、お酒の種類によっても『どのくらいの量』なのかが変わります。
実際に、ビールやハイボールなどであれば何杯なのか見てみましょう。
お酒の種類別の適量はどのくらい?
このような量になります。
多い少ないは、人それぞれでしょう。
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ただし日本人の1割の人はアセトアルデヒドを処理する酵素がなく、
4割の人は酵素があっても働きが弱いと言われています。
また女性や高齢者では、アルコールの処理能力は総じて低くなります。
20gを超えないようにするだけでなく、ほろ酔い程度でとどめておくという意識も大切です。
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一日に飲む量としては目安になるので是非参考にしてみてください!
アルコールを摂取する時にオススメな栄養素
アルコールを摂取する際に、摂取しておきたい栄養素は『ビタミン・ミネラル』になります。
アセトアルデヒドをカラダから処理する際に、ビタミンやミネラルをかなり消費します。
そのため、お酒を飲む際にはビタミンミネラルの摂取はとても大切になります。
その中でもオススメな栄養素があるのでご紹介していきます。
それは、ビタミンB群・ビタミンC・オルニチン・マグネシウム・亜鉛・カリウムになります。
それぞれの効果や摂取できる食材を見てみましょう!
お酒の悪影響を減らしてくれる栄養素一覧!
飲み会など、お酒を飲む際は上記の栄養素を意識して摂取してあげるといいですね!
摂取するタイミングは『お酒を飲む前』になります!
お酒を飲んだ次の日などに二日酔いだから摂取するのは遅いです。
お酒を飲む前に摂取しておくことで、二日酔いをやわらげたりも出来ます!
食事例は?
居酒屋にいった際は、何を食べればいいのか悩みますよね。
ここでオススメなメニューは
『枝豆』『きのこサラダ』『イカ』『タコ刺し』
『サラダ』『キムチ』『冷奴』『きゅうり』『漬物』『レモン』
などです。
例えば、キムチに豆腐やキュウリの漬物、サラダにキノコやタコ、組み合わせは沢山あります!
好みに合わせて変えて上げれるといいですね!
お酒を飲む前にオススメなサプリ!
まとめ
お酒は、カラダにとっては良くないです。いい効果より悪いデメリットの方が多いため一日『20g』を目安にしてあげましょう。
また、お酒の強さでもかわります。弱い方は特にお酒は避けノンアルコールなどを選択してあげましょう!
また、栄養素でもアルコールの処理を助ける事ができます!
お酒を飲む前に摂取してあげましょう!
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